「paint→cut→put→paint の話」

放っておいた絵を切って今描いている絵に貼ってみると意外と画面が動きだして手が進むと前から思っていた。それで目の前の絵が美しく?なるかどうかはわからないのだけれど、何かしら自分の中で腑に落ちる感覚がある。

それはどこか、日々を過ごしていてふと”前”のことを思い出し、断片的に”今”に介入してくるような変な感じとよく似ていて、わたしはその感覚が嫌いではない。
そうやっていろんなコトやモノが交錯しながら生きているということを、描いて切って貼ってまた描いて、という作業を通して実感できるのは心地がよいし、自分では割り切れない曖昧さみたいなものを肯定できるような気がするのです。

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